雑感@シンガポール

シンガポール在住で妻子がシンガポール人の30代です。日々の生活や趣味に対しての雑感を綴ります。

オフィスで喜ばれるシンガポールのお土産を探す

こんにちは!シンガポール在住のJPです。

 

私は日本でサラリーマンをやっていたとき(今でもサラリーマンですが)、海外案件の担当をしていることが多かったので、海外出張に行くことも間々あったのですが、その時に困っていたのがオフィスへのお土産。

 

時代の流れと共に会社の人間関係も希薄になってきていて、お土産なんか要らないよ、となっているかもしれませんが、色々と気を遣ってもらって不在時対応して貰っていることもあると思うので、その気遣いに謝意を示すことは大切かなと思っています。

 

”気遣い”という概念は日本人特有のものかと思います。誤解を恐れずに書くと、気が利く外国人なんか殆ど見たことがありません笑。

これをやりすぎると悪い意味での忖度になり、日本のブラック労働環境が誕生し、また(私の知っている範囲では)外国人は気を遣わない人が多いので、全然役に立たない、とんでもポンコツサービスを自身満々で売っていたりします笑。この方向性の違いが世界と日本を分けているのです‼


話題がそれましたが、オフィスへのお土産は、やはり同じチームの人に配れるお菓子なんかが良いと思いますが、中国とかタイとかのアジア各国にはこれといった選択肢がない!

アジアに出張経験がある方なら簡単に想像できると思いますが、まずお洒落さが全然足りていない!笑 包装がショボく、清潔感がない。それ以前にその国を知らない人にとってはゲテモノに見えてしまうようなものが多い、と思います。

 

冗談として笑ってもらえればまだ良い方で、女性の同僚なんかが、気を遣って食べてくれるものの「えっ、、あ、味は、、、まぁ、おっ、おっ、おいしいで、、(⊙﹏⊙)」みたいになってしまうときの痛々しさには、なかなか心苦しいものがありますよね笑。

 

この状況はシンガポールも結構同じかと思います。高所得国なので空港に行けばそれなりのお土産が売っていたりしますが、そういうものは全然シンガポールと関係なかったりします笑。チョコレートなんかはスイスの有名ブランドが箱にマーライオンだけ印刷して、スイス製のチョコレートを売っています笑。日本で買えばいいじゃん!となります。

 

ということで、今回はシンガポールのブランドで、お洒落で、オフィスの女性にも喜ばれるであろうお土産を紹介したいと思います!

 

1)TWG

 

言わずと知れたシンガポールの高級紅茶ブランドです。

 

フランスの紅茶ブランドのMariage Freresのデザインをだだパクリしていたり、英国のブランドのTwiningsと勘違いされやすい名前を付けていたり、紅茶交易が始まった1837年を創業年っぽく見せていたり、あたかも進出しているかのように世界の都市名を紙袋に印刷していたり、することで有名なシンガポールの高級紅茶ブランドです!!笑

因みにTWGは2008年の創業で、The Wellness Groupという社名の頭文字を取ったものです。

 

実際に紅茶業界でどう思われているのかは分かりませんが、商品としては確かな高級感があり、味もおいしいです。シンガポールでは高級ホテルなんかでも扱われています。

有名なのは写真の容器に入っている紅茶ですが、オフィス用のお土産にはティーバッグになっているものが良いかもしれません。

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紅茶の他にはマカロンなんかも売っていますが、要冷蔵品になっていると思うので、こちらは条件が合えばですが、おすすめです。

 

2) BACHA COFFEE

 

BACHA COFFEE(バシャコーヒーと読むらしい)は2019年にシンガポールに上陸した、モロッコのコーヒーブランドです!って、シンガポールじゃないじゃん!となるのですが、デザインがTWGに似ているなと思い、調べてみるとTWGの創業者がシンガポールで展開していて、日本未上陸とのことなので、勝手にシンガポール土産としてカウントしました笑。


TWGのウェブサイトに創業者はフランスとモロッコで過ごしたことがあると説明があったので、創業者のゆかりの地の商品を展開しているのでしょうね。

 

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TWGとは違い、BACHA COFFEEは本当に1910年にモロッコで創業のとのことです。ただ日本未上陸のはずなので、紙袋に書いてある都市全てには進出していないはずです。進出している風に見せることがブランド共通のアイデンティティーなのでしょうか笑

 

私は妻がBACHA COFFEEを買ってきてくれて、初めて飲んでみたのですが、味はとてもおいしいと思います。TWGに次ぐ贈答品ブランドになるのではないか、と密かに期待しています。

1杯ごとになっているドリップコーヒーがあるので、オフィスへのお土産にはそちらがおすすめです。

 

3)Old Seng Choong

 

Old Seng Choongはシンガポール人のDaniel Tay氏が始めた焼き菓子のブランドです。

創業は2016年だと思うのですが、Tay氏の両親がやっていた焼き菓子店が1965年創業だったとのことで、ウェブサイトでは1965年がプッシュされています笑。

店の雰囲気や容器がTWGにどことなく似ているなと思っていましたが、創業年を誤魔化し気味に表示することも真似したのでしょうか笑。

今のシンガポールは1965年建国の長い歴史を持たない国であるためか、もしかしたらシンガポール人は歴史とか伝統へのコンプレックスがあったりするのかなー、となんとなく思ったりします。

 

このブランドはケーキとクッキーを主に展開しているようですが、クッキーはバクテー味とかラクサ味とか、変わり種の味も展開しています。

 

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4) Bengawan Solo

 

Bengawan Soloは1979年インドネシア出身のAnastasia Liew氏により創業された主に焼き菓子を扱うブランドです。TWGと並ぶ有名ブランドかなと思います。

私の妻がここのバターケーキと呼ばれるバウムクーヘンのようなケーキが好きなため、ケーキ屋さんのイメージが強いですが、お土産にするならクッキー(下の写真)がおすすめです。というか一部のクッキー以外は包装が業務用というか、その場で食べる用的な感じで、お土産には適さず、ちょっともったいない感じがします。

もうちょっとお土産用的な包装にしたら、もっと人気が出そうだけどなーと思います。

 

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5) Fossa Chocolate

 

Fossa ChocolateはMade in Singaporeのチョコレートブランドです!!

 

シンガポールのお土産チョコレートといえば、箱にマーライオンがプリントされただけのスイス製のものか、そこら辺のスーパーに売っている、清潔感に欠けるマーライオン型チョコレート位しか選択肢がなかったので、これはとても喜ばしい発見です!

 

新しくできた小さい会社のようで、自社の販売店舗はもっておらず、カフェとかお土産屋さんで販売しているようです。チャンギ空港にあるJewelでも取り扱いがあるとHPにはありました。

まあ、私は正直チョコレートの味は全然分かっていないのですが、このデザインであれば貰った方は喜ばれるのではないでしょうか⁉

 

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6) SunnyHills

 

SunnyHillsはパイナップルケーキのブランドです。シンガポールも中華圏なのでパイナップルケーキは人気があります。私はパイナップルケーキというとパサパサしていて、あまり美味しいというイメージがなかったのですが、SunnyHillsのパイナップルケーキは美味しいです!!

 

 

が、が、が、

 

 

しかし、SunnyHillsは残念ながらシンガポールではなく台湾のブランドです_〆(´Д` )。お店の人に聞いたら、シンガポールで売られているものは台湾から輸入されたものとのことでした。。。

 

しかしながら、とても美味しいし、見た目もお洒落だし、個別包装もされているし、中華圏のものだし、とシンガポールのブランドではないことを除けば笑、この記事の趣旨に一番当てはまっている!!と思ったので取り上げました。

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一応紹介だけしますが、ヨックモックのシガールと同じ形をしたドリアンロールという商品があり、これはシンガポールで企画している商品とのことです。

 

シンガポールでもパイナップルケーキを作っている会社は沢山あるのですが、どこもなんというか包装がお徳用というか、業務用的なんですよね。やっぱり海外のお土産で見た目がイマイチだと、ちょっと口に入れる気にならないですよね、ってことでSunnyHillsを紹介しました。

 

 

以上、お土産選びの参考になれば幸いです!